【第114回】患者調査の統計を攻略!平均在院日数が最長の疾患は? [114-am-32]

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👩‍⚕️ 今日の過去問チャレンジ! (114-am-032)

統計問題と聞くだけで「うわっ、数字だらけで難しそう…」と身構えてしまう学生さんは多いですよね。でも大丈夫!患者調査のポイントは、実は毎年決まったトレンドがあるんです。そこさえ押さえれば、確実に1点をもぎ取れるボーナス問題に変わりますよ!

第114回 午前問32

令和2年(2020年)の患者調査における入院医療で正しいのはどれか。

1. 都道府県別の受療率の差はない。
2. 推計患者数が最も多いのは循環器系疾患である。
3. 年齢階級別の受療率が最も高いのは80歳代である。
4. 平均在院日数が最も長いのは精神及び行動の障害である。

💡 正解と解説

正解は「4」です!

令和2年の患者調査において、入院の平均在院日数が最も長いのは「精神及び行動の障害」です。これは日本の医療統計において非常に有名な特徴の一つですね。

  • 選択肢1:受療率には地域差があります。西高東低の傾向など、都道府県によって数値は異なります。
  • 選択肢2:入院の推計患者数で最も多いのは「精神及び行動の障害」です。ちなみに「循環器系疾患」は2番目に多いグループに入ります。
  • 選択肢3:受療率は基本的に年齢が上がるほど高くなります。80歳代よりも90歳以上の方が受療率は高いため、80歳代が最高ではありません。
  • 選択肢4:精神疾患の平均在院日数は約277日(令和2年)と、他の疾患(循環器系で約35日など)に比べて圧倒的に長いのが特徴です。

👨‍⚕️ 一瞬で解く裏技

統計を暗記しようとせず、現場のイメージを持ちましょう!
「骨折や心臓の手術は数週間で退院できるけど、心のケアはゆっくり時間をかける必要がある」と考えれば、精神科=入院が一番長いというのは中学生でも納得できるはず。日本の精神科病床の多さと入院期間の長さは、国際的にもよく議論されるポイントなので、試験でも狙われやすいんです!

🧠 記憶に定着するゴロ合わせ

入院統計の「トップ」をセットで覚えちゃいましょう!

  • 「入院の1位はメンタル」
    • 推計患者数:1位は精神(メンタル)
    • 平均在院日数:1位は精神(メンタル)
  • 「受療率は右肩上がり」
    • 年齢が上がれば上がるほど、病院のお世話になる率は高まる(90歳以上がMAX!)

これで統計問題も怖くありませんね。この調子で合格を掴み取りましょう!

この記事を書いた人

地方中核病院の勤務医です。脳神経外科専門医を取得して十年ほど経過しました。
脳卒中や頭部外傷など、脳神経外科領域の一般的診療を主に行っています。

病状説明や学生講義で、どう話したら分かってもらえるかに苦心することが多く、「むずかしいことを、むずかしい言葉で説明しない」ことを目標にして書いています。

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