2021年本試 2023 6/03 試験対策 2022年5月31日2023年6月3日 0% 2021年本試験 1 / 30 一過性脳虚血発作(TIA)の多くは診察時には無症状であるため、緊急でMRI検査を行う必要はない。 〇 × TIAは脳梗塞予備軍と判断されるため、可能な限りMRIの撮影を行うべきです。 2 / 30 水頭症の治療のひとつとして、V-Pシャント手術が挙げられる。 〇 × 3 / 30 高度の頚動脈狭窄症には、頚動脈内膜剥離術(CEA)や頚動脈ステント留置術(CAS)が治療として検討される。 〇 × 4 / 30 MRIはCTに比較して、骨に囲まれた脳幹や脊髄の描出に優れている。 〇 × 5 / 30 くも膜下出血の原因で最も多いのは、脳動静脈奇形(AVM)からの出血である。 〇 × 発症の原因として最も多いのは、脳動脈瘤の破裂です。 6 / 30 成長ホルモン産生下垂体腺腫は、成人発症で巨人症に、小児期の発症で先端巨大症を呈す。 〇 × 小児期発症で巨人症に、成人発症で先端巨大症になります。(小児は骨端線が開いており、タテに伸びる。成人は骨端線が閉じており、ヨコに伸びる) 7 / 30 血栓溶解療法(rt-PA静注療法)は、禁忌項目がなく適応条件を満たせば、脳梗塞の型を問わず、発症後(最終健常確認)から4.5時間以内であれば使用できる。 〇 × 8 / 30 心原性脳塞栓症の原因として最も多い不整脈は、心房細動である。 〇 × 9 / 30 急性硬膜外血腫は、頭蓋骨骨折を伴うことが多く、その直下の硬膜動脈や骨髄から出血して、凸レンズ状の血腫を形成する。 〇 × 10 / 30 造影剤による副作用は検査直後に発生し、数日後に生じることはない。 〇 × 造影剤の副作用には即時型と遅発型があり、検査後数日してから出現することもあるため、注意が必要です。 11 / 30 くも膜下出血は、突然の激しい頭痛や嘔吐で発症する。 〇 × 12 / 30 喫煙は脳卒中リスクとは関係がない。 〇 × 喫煙は脳卒中の大きな危険因子です。 13 / 30 ビグアナイド系経口糖尿病薬を内服中の場合、乳酸アシドーシスを生じる可能性があるため、糖尿病患者の造影検査には注意が必要である。 〇 × 14 / 30 超急性期脳梗塞の治療として、発症時刻(最終健常確認時刻)を確認することが重要である。 〇 × 15 / 30 下垂体腺腫により視交叉が圧迫されると、両耳側半盲を呈する。 〇 × 16 / 30 単純X線撮影はポータブル撮影が可能で利便性に優れるが、情報量に限りがある。 〇 × 17 / 30 脳出血は脳血管障害のうち、最も多い疾患である。 〇 × 脳血管障害のうち最も多いのは、脳梗塞です。 18 / 30 神経膠腫(グリオーマ)は脳実質外から発生する腫瘍であり、基本的に予後良好である。 〇 × 神経膠腫(グリオーマ)は脳実質内から生じ、悪性が多く一般的に予後は不良です。 19 / 30 脳梗塞の早期虚血性変化の判断基準の一つとして、CT検査によるearly signがある。 〇 × 20 / 30 脳血管攣縮は、くも膜下出血の発症直後から生じることが多い。 〇 × 脳血管攣縮は、くも膜下出血の発症後、3~14日頃に生じやすくなります。 21 / 30 脳出血の保存的治療は、血圧管理と脳圧管理が主である。 〇 × 22 / 30 髄膜種は脳ドックなどで無症候性病変も多く発見され、現在最も頻度の高い脳腫瘍である。 〇 × 23 / 30 くも膜下出血の再破裂を防ぐためのケアとして、部屋を薄暗くして騒音を無くし、安静を保つことは有効である。 〇 × 24 / 30 転移性脳腫瘍の原発巣として最も多いのは、胃癌である。 〇 × 転移性脳腫瘍の原発として最も多いのは、肺癌です。 25 / 30 急性硬膜下血腫では、受傷後に一時的な意識の改善を認めることが多く、これを意識清明期(lucid interval)と呼ぶ。 〇 × 『試験問題的には』、lucid intervalといえば、急性硬膜外血腫です。……が、実臨床で、急性硬膜下血腫の人にlucid intervalが存在しないわけではありません。悪問でした。この問題はもう出しません。 26 / 30 脳挫傷は頭部外傷に伴う衝撃による脳実質の損傷で、壊死・出血・浮腫が混在し、受傷側だけではなく、その反対側に生じることも少なくない。 〇 × 27 / 30 3D-CTAは脳動静脈奇形の血流動態の評価において、脳血管撮影よりも全面的に優れている。 〇 × 脳血管撮影の方が細かい血管まで見え、動画として流れを把握することができます。"全面的に"優れているわけではありません。 28 / 30 ラクナ梗塞は比較的広範囲の脳梗塞を生じ、アテローム血栓性脳梗塞よりも機能予後が悪い傾向にある。 〇 × ラクナ梗塞は小さな単発の脳梗塞です。アテローム血栓性脳梗塞の方が範囲が広く、進行しやすいです。 29 / 30 慢性硬膜下血腫は比較的高齢者に多く、軽微な頭部外傷から1~2か月かけて徐々に頭痛等の頭蓋内圧亢進症状や片頭痛・失語・認知機能の低下が生じ、通常は手術で治療される。 〇 × 30 / 30 SPECTは形態や器質的異常を捉えることよりも、脳の機能評価に特化した検査である。 〇 × Your score is 0% もう一度 試験対策 脳挫傷 くも膜下出血にかかわる分類・スコア この記事を書いた人 Noihsuy 地方中核病院の勤務医です。脳神経外科専門医を取得して十年ほど経過しました。 脳卒中や頭部外傷など、脳神経外科領域の一般的診療を主に行っています。 病状説明や学生講義で、どう話したら分かってもらえるかに苦心することが多く、「むずかしいことを、むずかしい言葉で説明しない」ことを目標にして書いています。 関連記事 2022年本試 2023年6月3日 試験対策 2022年5月31日 2020年本試 2022年5月31日 看護学校試験過去問 2022年5月31日 看護師国家試験過去問 -1 (30問) 2022年5月31日 コメント コメントする コメントをキャンセルコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 上に表示された文字を入力してください。
コメント