心静止で使う薬は?アドレナリンの役割を脳外科医が徹底解説! [114-am-025]

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👩⚕️ 今日の過去問チャレンジ! (114-am-025)

皆さん、お疲れ様です!急変時の対応って、現場を想像するだけでドキドキしてしまいますよね。特に「心臓が止まっている(心静止)」という緊迫した場面で、どの薬を使うべきかは絶対に間違えられない知識です。必修問題でも頻出なので、今のうちに完璧に整理しておきましょう!

第114回 午前問25
心静止の患者に投与する薬剤はどれか。

1. ドパミン
2. アトロピン
3. リドカイン
4. アドレナリン

💡 正解と解説

正解は「4. アドレナリン」です!

心静止(Asystole)とは、心臓の電気的な活動も機械的な収縮も止まってしまった状態です。この時、最も優先して投与されるのがアドレナリン(エピネフリン)です。いわゆる「蘇生」の際、真っ先に使いたい薬がこれです。ACLS(二次救命処置)のガイドラインでも、心静止を確認したら「できるだけ早く」アドレナリンを投与することが推奨されています。

👨⚕️ 一瞬で解く裏技

心臓が止まったら、まずは「喝(かつ)を入れる!」と覚えましょう。アドレナリンは、心臓というエンジンを再起動させるための「最強の着火剤」です。ドパミンは血圧維持、リドカインは不整脈、アトロピンは徐脈(ゆっくりな脈)に使いますが、「完全に止まったらアドレナリン一択」と反射的に答えられるようにしておけば、現場でも試験でも迷いません!

🧠 記憶に定着するゴロ合わせ

急変時の薬剤を整理して覚えましょう!

  • 「心(しん)静止には、ア(A)ドレナリン」:真っ先に使うのは最初の文字である「ア」!
  • アドレナリン(1mg):3〜5分おきに繰り返し投与。
  • 非ショック適応:心静止と無脈性電気活動(PEA)には、電気ショックではなくアドレナリンが主役!

この知識は、看護師になってからの急変対応(BLS/ACLS)で必ずあなたの助けになります。自信を持って覚えてくださいね!

この記事を書いた人

地方中核病院の勤務医です。脳神経外科専門医を取得して十年ほど経過しました。
脳卒中や頭部外傷など、脳神経外科領域の一般的診療を主に行っています。

病状説明や学生講義で、どう話したら分かってもらえるかに苦心することが多く、「むずかしいことを、むずかしい言葉で説明しない」ことを目標にして書いています。

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