膵頭十二指腸切除術のドレーン留置はどこ?ウインスロー孔を攻略!【第114回看護国試】 [114-am-052]

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👩⚕️ 今日の過去問チャレンジ! (114_am_052)

こんにちは!今日は消化器外科の大きな手術、膵頭十二指腸切除術(PD)に関する問題ですね。「カタカナの解剖名が多すぎて、どれがどこだか分からない!」と受験生がパニックになりやすいポイントです。でも大丈夫。一瞬で見分けるコツを教えますね!✨

第114回 午前問52
膵頭十二指腸切除術においてドレーンを留置する場所で正しいのはどれか。

1. Magendie〈マジャンディー〉孔
2. Winslow〈ウインスロー〉孔
3. Luschka〈ルシュカ〉孔
4. Monro〈モンロー〉孔

💡 正解と解説

正解は「2. Winslow〈ウインスロー〉孔」です!

膵頭十二指腸切除術(PD)は、膵頭部や十二指腸、胆嚢などを切除し、さらに膵臓と空腸、胆管と空腸などをつなぎ合わせる(再建する)非常に複雑な手術です。術後、最も怖い合併症の一つが「膵液漏(すいえきろう)」です。膵液が漏れると周囲の組織を溶かして大出血を起こすため、液が溜まりやすい場所にドレーンを置いて監視する必要があります。

その場所が、別名網嚢孔(もうのうこう)と呼ばれるウインスロー孔です。ここは肝十二指腸靭帯の後ろにある隙間で、腹腔内の深い位置にあるため、浸出液や血液を効率よく排出するのに最適なポイントなのです。🩺

👨⚕️ 一瞬で解く裏技

実はこの問題、脳外科医の私から見ると「間違い探し」のようなものです。選択肢の1、3、4はすべて「脳の中にある穴」なんです!

・マジャンディー、ルシュカ:脳脊髄液の出口(第4脳室)
・モンロー:側脳室と第3脳室をつなぐ通路

「ウインスロー以外は全部『頭』の中!」と知っていれば、消化器の問題だと分かった瞬間に「2番」が選べます。ウインスローは腹(Winslow is Window to the belly)と覚えましょう!

🧠 記憶に定着するゴロ合わせ

脳の穴と混同しないために、以下のリストで整理しましょう!

  • ウインスロー孔(網嚢孔):お腹の穴!ドレーンの定番。
  • モンロー孔:脳の真ん中(側脳室〜第3脳室)。
  • ルシュカ・マジャンディー孔:脳の出口。ここを通って髄液が外に流れる。
  • 覚え方:「お腹でウインク(ウインスロー)、頭でモンモン(モンロー)、で外へ(ルシュカ・マジャンディー)」

これでカタカナ解剖名も怖くありませんね!この調子で合格を掴み取りましょう!🚀

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この記事を書いた人

地方中核病院の勤務医です。脳神経外科専門医を取得して十年ほど経過しました。
脳卒中や頭部外傷など、脳神経外科領域の一般的診療を主に行っています。

病状説明や学生講義で、どう話したら分かってもらえるかに苦心することが多く、「むずかしいことを、むずかしい言葉で説明しない」ことを目標にして書いています。

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