【国試対策】急性の化膿性炎症で最初に動く細胞は?医師が教える攻略法! [114-am-078]

  • URLをコピーしました!
目次

👩⚕️ 今日の過去問チャレンジ! (114_am_078)

みなさん、こんにちは!国家試験対策、順調に進んでいますか?今回は「人体の構造と機能」から、免疫・炎症に関する超頻出問題です。「急性の炎症で真っ先に働く細胞ってどれだっけ…?」と、白血球の仲間の名前がごちゃ混ぜになってしまう受験生はとても多いです。でも、それぞれの役割を「キャラクター」としてイメージできれば、一瞬で解けるようになりますよ。さあ、一緒に見ていきましょう!

第114回 午前問78
急性の化膿性炎症で最初に血管外に遊走し炎症の中心となるのはどれか。

1. 血小板
2. 好酸球
3. 好中球
4. 赤血球
5. リンパ球

💡 正解と解説

正解は「3」です!

体の中に細菌が侵入して急性の化膿性炎症が起きると、体はすぐに防御体制に入ります。このとき、血管の壁をすり抜けて(遊走して)現場に一番乗り(最初)に駆けつけるのが「好中球」です。好中球は白血球の一種で、強い貪食能(細菌をパクパク食べる能力)を持っており、敵と戦って自らも寿命を迎えます。この戦い終わった好中球の死骸が、いわゆる「膿(うみ)」の正体なのです。

他の選択肢についても確認しておきましょう!

  • 1. 血小板:出血を止める(止血)ための主役です。炎症の初期に細菌と戦うわけではありません。
  • 2. 好酸球:アレルギー反応や寄生虫感染のときに大活躍する白血球です。
  • 4. 赤血球:酸素を全身に運ぶのが仕事です。炎症での遊走はしません。
  • 5. リンパ球:ウイルス感染や、慢性的な炎症(じわじわ長引く戦い)において、高度な免疫チーム(T細胞やB細胞)として働きます。初期のスピード勝負には間に合いません。

👨⚕️ 一瞬で解く裏技

白血球のメンバーを「警察・防衛組織」に例えてみましょう!
細菌というテロリストが街(組織)に侵入したとき、最初に現場へ「ウーウー!」とサイレンを鳴らして突撃する「交番のお巡りさん(機動隊)」が好中球です。とにかく数が多くて、真っ先に現場へ駆けつけます。
一方で、じっくり作戦を立てて高度な武器で戦う「FBIや特殊部隊」がリンパ球です。だから、「急性の初期=一番乗りのお巡りさん=好中球」と一瞬で結びつけてください!

🧠 記憶に定着するゴロ合わせ

白血球の仲間の役割をすっきり整理するためのポイントをまとめました!

  • 「急(急性の急)にお腹が【好】く【中】(好中球)学生」
    ⇒ 急性炎症で真っ先に働くのは「好中球」!
  • 「アレルギーで【好】きな【酸】(好酸球)素を吸う」
    ⇒ アレルギー反応・寄生虫で増えるのは「好酸球」!
  • 「ウイルスには【リン】(リンパ球)シャン」
    ⇒ ウイルス感染や慢性炎症で活躍するのは「リンパ球」!

このイメージを持っておくだけで、白血球の分類問題はすべて得点源になりますよ。この調子で、一歩ずつ合格に近づいていきましょう!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

地方中核病院の勤務医です。脳神経外科専門医を取得して十年ほど経過しました。
脳卒中や頭部外傷など、脳神経外科領域の一般的診療を主に行っています。

病状説明や学生講義で、どう話したら分かってもらえるかに苦心することが多く、「むずかしいことを、むずかしい言葉で説明しない」ことを目標にして書いています。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次