【114回国試】人体に絶対NGな消毒薬は?脳外科医が教える必勝ポイント [114-am-036]

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👩⚕️ 今日の過去問チャレンジ! (114-am-036)

みなさん、こんにちは!今日は「消毒薬」の使い分けについての問題ですね。消毒液の名前はカタカナが多くて、どれが肌に使えて、どれが器具用なのか混乱しがちです。でも、ここを整理するだけで確実に1点アップできますよ!一緒に攻略しましょう。✨

第114回 午前問36
人体には使用しない消毒薬はどれか。

1. グルタラール
2. ポビドンヨード
3. 塩化ベンザルコニウム
4. クロルヘキシジングルコン酸塩

💡 正解と解説

正解は「1. グルタラール」です!

消毒薬には「生体(皮膚・粘膜)に使えるもの」と「器具や環境にしか使えないもの」の2つのグループがあります。

1. グルタラール(ステリハイドなど)は、非常に強力な殺菌力を持っていますが、同時に人体への毒性も非常に強いのが特徴です。皮膚に触れると炎症を起こし、蒸気を吸い込むと粘膜を傷めるため、内視鏡などの医療器具の消毒専用として使われます。絶対に手指消毒や創傷部位には使いません!

その他の選択肢について:

  • ポビドンヨード: 手術部位の皮膚や粘膜、うがい薬(イソジン)として有名ですね。人体OKです。
  • 塩化ベンザルコニウム: 逆性石けん(オスバン)です。手指や皮膚の消毒に使われます。人体OKです。
  • クロルヘキシジングルコン酸塩: ヒビテンなど。手指や術野の消毒に広く使われます。人体OKです。

👨⚕️ 一瞬で解く裏技

「グルタラール」の「グル」は「ぐるぐる巻きの内視鏡」のグルと覚えましょう!🌀
「機械はピカピカにするけど、人間には毒!」という最強の殺し屋イメージです。中学生でもわかる理屈で言うと、『強すぎる武器は自分(人間)も傷つけるから、機械にしか使えない』ということですね。

🧠 記憶に定着するゴロ合わせ

人体NGな消毒薬の代表格をセットで覚えましょう!

  • 「グルっと次亜塩素で器具を洗う」
  • グル:グルタラール(内視鏡など)
  • 次亜塩素:次亜塩素酸ナトリウム(リネン、環境、哺乳瓶など)
  • これら2つは「人体には絶対ダメ!」と脳に刻んでください。
  • 逆に、ポビドンヨードやアルコール、クロルヘキシジンは「人間に塗っているシーン」をイメージして記憶をリンクさせましょう!

この記事を書いた人

地方中核病院の勤務医です。脳神経外科専門医を取得して十年ほど経過しました。
脳卒中や頭部外傷など、脳神経外科領域の一般的診療を主に行っています。

病状説明や学生講義で、どう話したら分かってもらえるかに苦心することが多く、「むずかしいことを、むずかしい言葉で説明しない」ことを目標にして書いています。

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