【国試対策】NST(ノンストレステスト)の正常基準をスッキリ攻略! [114-am-067]

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👩‍⚕️ 今日の過去問チャレンジ! (114_am_067)

みなさん、お疲れ様です!国家試験で毎年必ずと言っていいほど出題される「母性看護学」のNST(ノンストレステスト)。「基準値が多くてごちゃごちゃになる…」「リアクティブって何だっけ?」と苦手意識を持つ学生さんがとても多い分野です。でも、ポイントさえ押さえればサービス問題に早変わりしますよ。さっそく問題に挑戦してみましょう!

第114回 午前問67
正期産の時期のノンストレステスト(NST)で正常なのはどれか。

1. 20分に2回以上の一過性頻脈がある。
2. 胎児心拍数基線が80bpmである。
3. 基線細変動が5bpmである。
4. 一過性徐脈がある。

💡 正解と解説

正解は「1」です!

NST(ノンストレステスト)は、子宮収縮のない(ストレスのない)状態で、赤ちゃんが元気に過ごせているか(well-being)を評価する検査です。正常な状態をリアクティブ(有反応)と呼びます。

  • 選択肢1:○ 20分に2回以上の一過性頻脈がある。

    これがリアクティブの定義そのものです!胎動に伴って、胎児の心拍数が一時的に増える(一過性頻脈:15bpm以上の上昇が15秒以上続く)のが、20分間に2回以上観察されるのが正常(元気な証拠)です。
  • 選択肢2:× 胎児心拍数基線が80bpmである。

    胎児心拍数基線の正常範囲は110〜160bpmです。80bpmは明らかな「徐脈」であり、胎児が酸素不足に陥っている危険なサイン(胎児機能不全の疑い)です。
  • 選択肢3:× 基線細変動が5bpmである。

    基線細変動とは、心拍数の細かなブレ(ギザギザ)のことです。正常(中等度細変動)は6〜25bpmです。5bpm以下は「細変動の減少」に分類され、赤ちゃんが寝ているか、あるいは低酸素状態で元気がなくなっていることを示します。
  • 選択肢4:× 一過性徐脈がある。

    一過性徐脈(一時的に心拍数が下がること)は、胎盤の機能低下やへその緒(臍帯)が圧迫されているときに見られる異常所見です。正常なNSTでは見られません。

👨‍⚕️ 一瞬で解く裏技

NSTは、人間が「運動したときにドキドキして心拍数が上がる」のと同じ原理です!
お腹の中で赤ちゃんが「ゴロゴロ(胎動)」と動いたときに、心臓が「ドクドクッ!」と元気に速くなる(一過性頻脈)のが健康な証拠です。
もし動いても心拍数が上がらなかったり、逆に下がって(徐脈)しまったりしたら「あれ?元気がないぞ」と判断します。これならイメージしやすいですよね!

🧠 記憶に定着するゴロ合わせ

NSTの正常基準(リアクティブ)は、以下の数字のセットで一発暗記しましょう!

  • 「110番から160番へ、広い心で!」

    ⇒ 胎児心拍数基線は 110 〜 160 bpm(正常範囲)
  • 「細かく むに(6〜25)むに動く」

    ⇒ 基線細変動は 6 〜 25 bpm(中等度細変動が正常)
  • 「20分でイチゴ(15・15)が2個!」

    20分の間に、15bpm以上・15秒以上の上昇(一過性頻脈)が2回以上でリアクティブ!

この3つの数字のルールさえ頭に入れておけば、NSTの問題で迷うことは一切なくなります!しっかりノートにメモして、確実に1点ゲットしましょうね!応援しています!🌟

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この記事を書いた人

地方中核病院の勤務医です。脳神経外科専門医を取得して十年ほど経過しました。
脳卒中や頭部外傷など、脳神経外科領域の一般的診療を主に行っています。

病状説明や学生講義で、どう話したら分かってもらえるかに苦心することが多く、「むずかしいことを、むずかしい言葉で説明しない」ことを目標にして書いています。

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