👩⚕️ 今日の過去問チャレンジ! (114_am_077)
皆さん、こんにちは!国家試験対策は順調ですか?今回は「災害看護学」から、避難所生活における高齢者の健康問題に関する問題です。避難所という慣れない環境で、身体を動かさなくなるとどうなるか…実習やニュースでもよく耳にするテーマですね。一見、どれも起こりそうに思えて迷ってしまうかもしれませんが、問題文の「身体活動が低下し続けている」という最大のヒントを見逃さなければ、一発で仕留められますよ!一緒に解き明かしていきましょう!
第114回 午前問77
避難所生活において、身体活動が低下し続けている高齢者に最も起こりやすいのはどれか。
1. 感染
2. 脱水
3. せん妄
4. 生活不活発病〈disuse syndrome〉
💡 正解と解説
正解は「4」です!
問題文にある「身体活動が低下し続けている」というフレーズが最大の鍵です。身体を動かさない状態(不活発な状態)が続くことによって、心身の機能が低下していく病態を 生活不活発病(廃用症候群:disuse syndrome) と呼びます。
高齢者はもともと予備能力が低いため、避難所という狭いスペースでじっとしているだけで、あっという間に筋力低下や関節の拘縮、起立性低血圧などが進行してしまいます。これが「生活不活発病」の正体です。
他の選択肢について:
1. 感染:避難所では衛生環境の悪化から感染症(インフルエンザや胃腸炎など)のリスクは高まりますが、これは「身体活動の低下」が直接かつ最も主要な原因とは言えません。
2. 脱水:水分摂取不足やトイレを我慢することなどで起こりますが、これも活動低下が直接の主因ではありません。
3. せん妄:環境変化やストレス、睡眠不足などで起こりやすいですが、身体活動低下と直接結びつく一次的な病態ではありません。
👨⚕️ 一瞬で解く裏技
英語の表記(カッコ内)に大注目です!問題文には「生活不活発病〈disuse syndrome〉」とありますね。「disuse」は「使わない(dis-use)」という意味です。つまり、「体を使わないことで起こる症候群(=廃用症候群)」そのものを指しています。問題文の「身体活動が低下(体を使わない)」と、選択肢の「disuse(使わない)」が完全にイコールで結ばれます。国試では、このように英語表記が特大のヒントになっていることがよくありますよ!
🧠 記憶に定着するゴロ合わせ
生活不活発病(廃用症候群)で起こる主な症状をスッキリ整理しておきましょう!
- 筋骨格系:筋萎縮(使わない筋肉が痩せる)、関節拘縮(関節が固まる)、骨粗鬆症(骨がもろくなる)
- 循環器系:起立性低血圧(立ちくらみ)、静脈血栓症(エコノミークラス症候群)
- 精神神経系:うつ状態、認知機能の低下
- 消化器系:便秘(腸の動きも悪くなります)
これらはすべて「動かない(不活発)=廃用(disuse)」からドミノ倒しのように起こる、とイメージで覚えておきましょう!


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