👩⚕️ 今日の過去問チャレンジ! (114_am_080)
アレルギーの分類(I型からIV型)って、どれがどれだか頭の中でごちゃ混ぜになってしまいませんか?今回は第114回の午前問80から、II型アレルギーに関する問題です。ここをスッキリ整理しておくだけで、国試本番の点数が確実にアップしますよ!一緒に紐解いていきましょう!
第114回 午前問80
II型アレルギーで起こる疾患はどれか。
1. 糸球体腎炎
2. 関節リウマチ
3. アトピー性皮膚炎
4. アレルギー性結膜炎
5. 特発性血小板減少性紫斑病〈ITP〉
💡 正解と解説
正解は「5」です!
II型アレルギーは別名、「細胞毒性型」とも呼ばれます。これは、自分の細胞の表面にある成分に対して抗体(IgGやIgM)が結合し、その細胞が直接ピンポイントで破壊されてしまうアレルギー反応です。
選択肢5の特発性血小板減少性紫斑病(ITP)は、自分の血小板に対する自己抗体ができてしまい、血小板が脾臓などで次々と破壊されて減少してしまう疾患です。まさに「自分の細胞が直接狙い撃ちされて壊される」というII型アレルギーの典型例です。
他の選択肢についても確認しておきましょう!
- 1. 糸球体腎炎、2. 関節リウマチ
これらは主にIII型アレルギー(免疫複合体型)です。抗原と抗体が結合した「ゴミ(免疫複合体)」が、腎臓のフィルター(糸球体)や関節の滑膜に詰まって炎症を引き起こします。 - 3. アトピー性皮膚炎、4. アレルギー性結膜炎
これらは主にI型アレルギー(即時型)です。IgE抗体が関与し、花粉やダニなどのアレルゲンに反応して、ヒスタミンが放出されることで速やかにかゆみや結膜の充血が起こります。
👨⚕️ 一瞬で解く裏技
アレルギーのII型とIII型の違いは、「ピンポイント狙撃」か「ゴミ詰まり」かでイメージすると一瞬で区別できます!
II型(細胞毒性型)=ピンポイント狙撃!
特定の細胞(ターゲット)が直接指名手配されて破壊されます。ITP(血小板が破壊される)、自己免疫性溶血性貧血(赤血球が破壊される)などがこれに当たります。特定の細胞の名前が病名に入っていることが多いのが特徴です。
III型(免疫複合体型)=ゴミ詰まり!
血液中を流れる「抗原と抗体の合体ゴミ(免疫複合体)」が、フィルター構造を持つ場所に引っかかって炎症を起こします。フィルターの代表が「腎臓(糸球体腎炎)」や「関節(関節リウマチ)」、「全身の血管(SLE)」です。
🧠 記憶に定着するゴロ合わせ
アレルギー分類の基本は、この有名なゴロ合わせで一発暗記しましょう!
「ア・シ・ス・タ」で覚えるアレルギー分類!
- ア(I型):アナフィラキシー型(即時型)
アトピー、アレルギー性鼻炎、気管支喘息など。「ア」から始まるものが多い! - シ(II型):細胞毒性型
ITP(血小板減少)、自己免疫性溶血性貧血、不適合輸血など、細胞が壊される! - ス(III型):スリー(III)=免疫複合体型(アルサス型)
糸球体腎炎、ループス(SLE)、関節リウマチなど、フィルターにゴミが詰まる! - タ(IV型):遅延型(細胞性免疫)
ツベルクリン反応、パッチテスト(接触性皮膚炎)、移植拒絶反応など、時間が経ってから(遅れて)起こる!
この「アシスタ」のイメージを持っておけば、国試のアレルギー問題で迷うことはもうありません!しっかり頭に叩き込んでおきましょうね!


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