👩⚕️ 今日の過去問チャレンジ! (114_pm_008)
皆さん、国家試験のお勉強お疲れ様です!😊 今回は、必修問題でも超頻出の「老年期の身体機能の変化」に関する問題です。老化によって身体の機能が「上がる」のか「下がる」のか、混乱しやすいポイントをすっきり整理しましょう!
第114回 午後問8
老年期の身体機能の変化で正しいのはどれか。
1. 耐糖能は向上する。
2. 尿濃縮力は向上する。
3. 薬物代謝は遅延する。
4. 肺の残気量は減少する。
💡 正解と解説
正解は「3. 薬物代謝は遅延する。」です!
加齢に伴い、体内の臓器機能は基本的に低下していきます。それぞれの選択肢を医学的に正しく確認してみましょう!
1. ✖️ 耐糖能は低下(減弱)します。
膵臓からのインスリン分泌量の減少や、インスリンに対する感受性の低下(インスリン抵抗性の増大)が起こります。そのため、血糖値を正常に保つ力(耐糖能)は低下し、高血糖になりやすくなります。
2. ✖️ 尿濃縮力は低下します。
加齢によって腎臓のネフロン数が減少・糸球体ろ過量が低下するため、尿を濃縮する力(尿濃縮能)は低下します。そのため、薄い尿がたくさん出やすくなり、夜間頻尿などの原因になります。
3. ⭕️ 薬物代謝は遅延します。
加齢により肝血流量が減少し、肝臓の代謝酵素活性も低下するため、薬物を分解・処理する(薬物代謝機能)が低下して代謝が遅延します。その結果、高齢者では薬が効きすぎたり、副作用や中毒症状が出やすくなります。
4. ✖️ 肺の残気量は増加します。
加齢に伴い肺や胸郭の弾力性が低下するため、息をしっかり吐き出すことができなくなります。その結果、息を吐ききった後も肺に残る空気の量(残気量および残気率)は増加します。(※肺活量は低下します)
👨⚕️ 一瞬で解く裏技
加齢変化の原則は、ズバリ「工場も排気ダクトも老朽化する」です!🏭
肝臓という「薬の解体処理工場」の性能が落ちるので、薬の分解が遅れて体内に残りやすくなります(=薬物代謝は遅延)。
また、肺という「ゴム風船」は伸びきってしまうので、空気を外に吐き出せず、底に残ってしまいます(=残気量は増加)。
基本的に「若返る(機能が向上する)」ことはないので、選択肢1や2は一瞬で除外できますね!
🧠 記憶に定着するゴロ合わせ
加齢変化で「増えるもの」と「減るもの」の整理が合否を分けます!
- 加齢で「増加」するもの:残気量・残気率・体脂肪率(空気と脂は体内に残りやすい!)
- 加齢で「低下・減少」するもの:肺活量・基礎代謝量・肝血流量・腎血流量・耐糖能・尿濃縮能
- 加齢で「遅延」するもの:薬物代謝・反応時間(薬も反応もゆっくりになる!)
国試では「増えるもの(残気量・体脂肪率)」がひっかけとしてよく出題されるので、しっかり覚えて得点源にしましょう!合格に向けて応援しています!✨


コメント