【国試対策】ポリファーマシーとは?意味と定義を脳外科医が解説! [114-am-059]

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👩‍⚕️ 今日の過去問チャレンジ! (114_am_059)

みなさん、こんにちは!国家試験対策は順調ですか?今回は、老年看護学で超頻出の「ポリファーマシー」に関する問題です。高齢者看護の実習でもよく耳にする言葉ですが、「ただ薬が多いこと?」と勘違いしていませんか?ここでしっかり整理して、確実に1点をもぎ取りましょう!

第114回 午前問59

ポリファーマシーの説明で正しいのはどれか。

1. 医療者の指示どおりに服薬しない状況
2. 多剤併用による有害な事象が生じている状態
3. 認知機能の低下により服薬管理が困難な状態
4. 処方されている薬の内容を理解していない状況

💡 正解と解説

正解は「2」です!

ポリファーマシー(Polypharmacy)は、単に「多くの薬を飲んでいる(多剤併用)」という数だけの問題ではありません。厚生労働省の指針でも、「多剤併用に伴う有害事象のリスク増加、服薬過誤、服薬アドヒアランス低下などの問題が生じている状態」と定義されています。つまり、薬が増えたことによって、患者さんに身体的・精神的な「不利益(有害事象)」が生じている状態を指すのです。

他の選択肢についても確認しておきましょう!

  • 選択肢1:これは「ノンアドヒアランス(またはノンコンプライアンス)」の説明です。患者さんが自己判断で薬を飲まない状況などを指します。
  • 選択肢3:これは認知症などによる「服薬管理能力の低下」を指します。
  • 選択肢4:これは「服薬理解の不足」であり、適切な指導やサポートが必要です。

👨‍⚕️ 一瞬で解く裏技

ポリファーマシーの「ポリ(Poly-)」は「たくさん」、「ファーマシー(Pharmacy)」は「お薬」という意味。直訳すると「たくさんの薬」ですが、医療現場では「薬が多すぎてケンカ(有害事象)している状態」と覚えましょう!ただ単に仲良くたくさん並んでいるだけなら問題ありませんが、お互いに悪影響を及ぼしてトラブルを起こしているのが「ポリファーマシー」です。国試では「多剤併用 + 有害事象」のセットで脳内にインプットしてくださいね!

🧠 記憶に定着するゴロ合わせ

ポリファーマシーと周辺知識を整理するための重要ポイントです!

  • ポリ(多)+ ファーマシー(薬)=「害がある」多剤併用!
  • 高齢者は肝機能や腎機能が低下しているため、薬が体に残りやすく、有害事象(ふらつき、転倒、便秘など)が起きやすい!
  • 薬が「5〜6種類以上」になると、有害事象の発生頻度が急上昇すると言われています!
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この記事を書いた人

地方中核病院の勤務医です。脳神経外科専門医を取得して十年ほど経過しました。
脳卒中や頭部外傷など、脳神経外科領域の一般的診療を主に行っています。

病状説明や学生講義で、どう話したら分かってもらえるかに苦心することが多く、「むずかしいことを、むずかしい言葉で説明しない」ことを目標にして書いています。

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