👩⚕️ 今日の過去問チャレンジ! (114_am_102)
みなさん、こんにちは!国家試験の勉強、毎日お疲れ様です!😊
今回は老年看護学の状況設定問題から、実習でも本当によく遭遇する「患者さんの不安な気持ち」にどう寄り添うかという、看護の本質に迫る問題です。
術後のリハビリ期に「また転びそうで怖い…」と一歩が踏み出せない患者さん。あなたなら、どんな言葉をかけますか?一緒に考えてみましょう!
第114回 午前問102
Aさん(87 歳、女性)は1人で暮らしている。難聴のため補聴器を使用している。自宅で転倒して痛みで起き上がれなくなり、救急搬送され入院した。搬送先の病院で右大腿骨頸部骨折と診断され、全身麻酔下で人工骨頭置換術を受けた。
術後2週。Aさんは杖歩行の練習をしている。見守りをする看護師に「早く家に帰りたいけど、また転びそうで怖いし、元のように歩ける自信がない」と話した。Aさんへの声かけで最も適切なのはどれか。
1. 「リハビリテーションの回数をもっと増やしましょう」
2. 「カルシウムを多く含んだ食品を摂りましょう」
3. 「少しずつ歩けるようになってきていますよ」
4. 「退院先は介護老人保健施設にしましょう」
💡 正解と解説
正解は「3」です!
術後2週目を迎え、身体的には回復傾向にあっても、一度転倒を経験した高齢者にとって「また転ぶかもしれない」という恐怖心(転倒恐怖感)は非常に強いものです。この心理的ブレーキを外すためには、患者さん自身が「自分は動けるようになっているんだ」という自信、すなわち自己効力感(セルフ・エフィカシー)を持てるような関わりが必要です。
選択肢3の「少しずつ歩けるようになってきていますよ」という声かけは、これまでのリハビリの成果という「客観的な事実」を優しくフィードバックしています。これにより、患者さんは「あ、私ちゃんと回復しているんだ」と実感でき、不安が和らぎます。まさに看護の基本である「傾聴とエンパワメント(力づけ)」ですね!
❌ 他の選択肢がなぜ違うのか?
- 選択肢1:不安が強い時期に「もっとリハビリを増やそう」と提案するのは、患者さんにとってプレッシャーにしかなりません。スパルタ指導は逆効果です。
- 選択肢2:カルシウム摂取は骨を強くするために大切ですが、今まさに「歩くのが怖い」と怯えている患者さんの目の前の不安への解決策にはなっていません。
- 選択肢4:本人の意向や家族の希望を無視して、看護師側が勝手に「老健に行きましょう」と決めてしまうのは、自己決定権の侵害であり不適切です。
👨⚕️ 一瞬で解く裏技
「不安を訴える患者さんには、説教や命令ではなく『事実のフィードバック』!」
脳神経外科の術後でも、「また倒れるんじゃないか」と震える患者さんはたくさんいます。そのとき、「頑張って!」と励ましたり、「薬を飲みましょう」と正論を言っても心には響きません。中学生のテスト勉強に例えるなら、「もっと勉強しなさい!(選択肢1)」と言われるより、「前より3問も多く解けるようになってるよ!(選択肢3)」と言われた方がやる気が出ますよね。国試でも、患者さんの不安に対する正しい声かけは「できている事実を認めてあげる選択肢」が100%正解になります!
🧠 記憶に定着するゴロ合わせ
国試に役立つ、患者さんの不安に対するアプローチの鉄則をまとめました!
- 不安への声かけは「じ・じ・つ」の法則!
- じ:じっくり傾聴(まずは不安な気持ちを受け止める)
- じ:じじつ(事実)をフィードバック(できていることを具体的に伝える)
- つ:つぎのステップへ(自信がついたら、次のリハビリへ進む)
この「事実を伝える」という看護技術は、実習の指導者さんや国試の事例問題で超絶ウケが良いポイントです。ぜひ覚えておきましょうね!🌟


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